「私も、椿のことが好きだって言いたくて、たまらないもん……」
勇気を振り絞って、ずっと伝えたいことを言葉にする。
一瞬、椿が目を大きくしたのがわかった。
「やっぱりダメ」
「え!?」
「お前の可愛い寝顔、気が済むまで見たいから」
またしても、私より上手なことを言って驚かされる。
……ドキドキが止まらない。
これから始まる甘くてとろけそうな日々に、やっぱり私は、覚悟しておかないといけないようです。
「なんならもう今日から同棲する?」
「えっ……!?」
「だから同棲。一緒に住むってこと」
「同棲くらい教えてもらわなくても、わかってるけど……っ」
「ベットも一緒、ね?」
「っ!?」
「お前はほんとに、可愛すぎて独占したい」
*Fin…*