MAYBE TOMORROW

「もう終電だな。玲奈ちゃん、送って行こう。
希美、オマエはうちに泊まれ。送っていくのも面倒だ」

オニイチャンは勝手にそんなことを全部ひとりで決めて自分は玲奈を送って、
そしてわたしのことはお兄ちゃんに任せた。

「悪いけど、こいつを泊めてやってくれ。俺の部屋でいい」

オニイチャンと玲奈はまだ走れば終電に間に合うと店を出るなりに
全速力で駈け出した。

野口くんも一緒にだ。

わたしたち、わたしとお兄ちゃんはそんな三人を笑いながら
見送って歩き出した。