MAYBE TOMORROW

「練習してないからなあ~」

オニイチャンが照れた。お兄ちゃんはちょっと口元をゆるめる。

「やるか」

「ああ」

ふたりはお互いを見て、いつものように眼で合図をした。

「ひとりの、女の子のためだけに歌います」