MAYBE TOMORROW

「これはどこ?アレはどこ?」
と訊く、ナディアの声がする。ひるがえって、こちら組?はおとなしい。

いやいや、無言といっていい状況だ。

「ずいぶん、本、あるね」

ナディアがいまさらながら驚いたようにいっている。

「こんなに、あった?」

「うん」

「全部、読んだんでしょ?」

「そりゃ、まあ」

「何冊くらいあるの?」

「数えたことないよ」