MAYBE TOMORROW

こういうのを「天にも昇る気持ち」というのであろう。

わたしは初めてその言葉のほんとうの意味を理解した気がしたのだった。

しかしそこで会話がなくなった。
オニイチャンは今や少女雑誌に夢中のようだ。

お兄ちゃんはといえばそんなオニイチャンを見るとなしに見て黙っている。

きっとなんとしたものかと悩んでいるのであろう。

五人が五人とも押し黙ったままの妙な空気の中で、
こういうときにいちばん頼りになる玲奈がまた救ってくれた。