MAYBE TOMORROW

お兄ちゃんも何とはなしにオニイチャンが読んでる
コミックのページを目で追っていたようだったのだけれど、
そんなわたしの気づかいにちゃんと反応してくれたのだ。

「ありがと」

わたしはミルクを少し、ガムシロも少しだけカップに注いだ。

男の人にこんなことをしてあげるのは当然、生まれてはじめてだ。
緊張で手が震えて今にもカップから飛び出してしまいそうだった。

けど、なんとか無事にシゴトを終える。

たかだか「そんな程度のことなのに」だ。