MAYBE TOMORROW

「どうしたのよ?いるの?」

中を覗けない沙織がしびれを切らす。

「いる」

わたしが沙織をふり返る。

「じゃあ、入ろうよ」

沙織は寒い店の外が嫌なのか盛んに後ろからつつくのだ。

「わかったわかった。入るから」