玲音はあたしを中に放り投げるとあたしが講義する暇もなく隣に座ってくる。 老紳士が運転席に座るとまもなく車が発進した。 「ねぇ!どういうこと!?」 「お前にはこれから俺の家でずっと暮らしてもらう。外にでることは許さないし、俺のそばから離れることも許さない」 「はっ…?!ふざけないで!!ここからおろして!!!!」 玲音の体を叩きながら騒ぐ。 「直也先輩にも謝らなきゃだし!」 玲音を納得させるためにそう言った途端、彼の周りを取り巻く雰囲気が突然重苦しく変わった。