「おやすみ。……愛してるよ。世界で1番。いや、唯一。絶対に離さないから覚悟しててね」 そこで私は意識を落とした。 彼の変わらない匂いにとても安心してーー、全てを預けた。 「マヤ、逃げようなんて許さない。俺から離れることも許さない。ずっと一緒にいてね。あぁ……おかしくなるほどに愛してるよ」 彼を歪めたのは、私か彼かーー。 【END】