颯「いいから行くぞ!」




翠「待て。
そいつの手足が不自由って本当か?」




蒼「そうだけど、それって君達に関係あるー??

関係ないよね?」





翠「っ……そうだが。」





蒼「なら、首突っ込まないでくれるかな?

てか、綾奈にもう関わらないでくれるかな?
綾奈が傷ついてるのを見てると本当あんたら殺したくなる。

綾奈との約束だからそんなことしないけど……




もしものことがあったら殺すからね……?」








「蒼、やめて。」








蒼「はーい。
さぁ、綾奈行こっか。」







蒼の掛け声で私達は保健室に向かった。






最後に見た凛螺の顔はとても悲しそうだった。



それに、みんな目に光がなくなってる。







あんなみんなを見たのは初めて。