あれから私はリハビリの日々を送った。
そして今日退院する。




綾「悠里ー荷物持った?」





「もったよー‼︎」



綾「じゃあ、行こっか。
下でみんな待ってるよ。」





「うん」




私達は看護師さん達に挨拶をして下に向かった。




?「悠里……。」




「……もしかしてお兄ちゃん?」





心「ぷっ、まだ俺の事お兄ちゃんって呼んでくれるんだな。
久しぶり、悠里。」





「本当久しぶりだね。
3年ぶりくらい?」





心「さぁ?(笑)
長いこと悠里とは会ってなかったからな。
綾奈とは会ってたけど、悠里は忙しそうだったしそれに……いや、なんでもねぇわ。」





「……知ってるんだね。」







心「あぁ。
ある程度のことだけどな。」






「そっか。」







パチンっ‼︎






綾「はいはい、悠里の退院祝いをする日なのに空気を重くしないの‼︎」






「ごめん。」






心「そ、それもそうだな。
改めて悠里退院おめでとう‼︎」





「ありがとう‼︎」