結と縁結びの神様

「お昼に会うことになってるんだけど大丈夫?」

「大丈夫だよ、とくに用事はないし」

用事があるとするなら次の休日くらいだ。

「じゅぁ、お昼に行こうね!」

そう真花と約束し、私はどんな子かなと想像しながらお昼になるのを待った。

そしてお昼になり、真花に連れられて私たちは体育館へと来ていた。

「ここに、私を知っている子がいるの?」

「そうだよ」

私はちらっと体育館の中をのぞくけど、それらしき子は見当たらない。

居るとするなら、お昼休みに体育館に来てバスケをしている男の子二人くらいだ。

もしかして、まだ来ていないのかな?

「待ってて、今呼ぶから」

「呼ぶって?」

真花は、体育館の中をのぞき込むと、バスケをしている男の子二人に声をかけた。

「おーい!奏汰、空汰、結を連れてきたよ!」

「えっ、もしかして私とよく遊んだ子って」

「あの二人のうちの、奏汰だよ」

真花の声でこちらに気づいた二人は、バスケを一旦やめるとこちらに向かって走ってくる。