「有紗って怒ると怖いんだけど!!」


「なんか、1番怒らせたらあかんタイプだと思うねんけど。」


それぞれ私が言った通りに動きながら話す。


「朱里、樹哉、聞こえてるよ!」


「「ごめんなさい!」」


「よろしい。じゃあ早く準備して、行こ!」


そう言って手を上に上げるとみんなが笑ってくれた。


私はこないだ朱里とお揃いで買ったパーカーを着て準備万端!!


「あっ!有紗、チョーカー忘れてるよ!」


「あっ、そうだった!・・・・・あれ?なんか上手く付けられない。」


「あっ、俺準備できたから、付けてやるよ。貸して!」


そう言われて斗季にチョーカーを渡すと私の髪を優しく触って首に付ける。


「うん、出来たよ。」


「ありがとう/////」


顔が赤くなって、下を向くと朱里がパソコンを見ながら笑っていた。