「ふぇっ!?えっと、まぁ、行ければいいなって思うけど・・・・・医院長先生が外出するのは少し控えた方がいいんじゃないかって。」


「そっかー。でも最近は体調いいんじゃない?」


確かに最近は特に何も具合悪くないかも。


医院長先生に聞いてみようかな。


「じゃあ今聞いてみる。ちょっと待っててね。」


そう言って医院長先生のいる診察室に向かう。


コンコンッ


「有紗ちゃん?どうしたの?」


「実は外出許可出してもらいたくて。お願いします。」


「・・・・・・・・有紗ちゃん、分かってるよね?あんまり動くと体調悪くするって。」


「でも、っ、その、斗季とデートに行きたいんです///// お願いします。」


「・・・・はぁ。まぁ、斗季君が一緒なら安心かな。でも、無茶はしないように。」


「ありがとう、先生!!」


私は診察室を出ると早歩きで病室に戻る。


「外出許可取れましたー!!」