「うん。分かってる。・・・・・でも、私、抗がん剤治療はしないよ。私、もう一つやりたいことができたから。」
「やりたいこと?」
お母さんが不思議そうに聞く。
「うん。私が死んでもやりたいこと。それは、移植のためのドナーになること。私って心臓以外は綺麗じゃない?だからね、私、ドナーになりたいの。抗がん剤治療すれば他の臓器まで傷つけてしまう。だから、いいかな?」
お母さんは黙ったまま何も言わない。
「・・・・・・・・はぁ。分かったわ。有紗の人生だもの。有紗の意見を尊重する。でも、今の治療はちゃんと続けること。それから、・・・・・・・・・思いっきり生きること。それが、約束よ。」
「・・・・ありがとう。お母さん。私、生きるよ。最後の最後まで。」
そう言って電話を切った。
斗季は俺そんな話聞いてないしみたいな顔してる。
「やりたいこと、増えたの。さっきの、聞いてたでしょ?」
そう言うと斗季は笑い始めて私の頭をぐしゃぐしゃに撫でる。
「やりたいこと?」
お母さんが不思議そうに聞く。
「うん。私が死んでもやりたいこと。それは、移植のためのドナーになること。私って心臓以外は綺麗じゃない?だからね、私、ドナーになりたいの。抗がん剤治療すれば他の臓器まで傷つけてしまう。だから、いいかな?」
お母さんは黙ったまま何も言わない。
「・・・・・・・・はぁ。分かったわ。有紗の人生だもの。有紗の意見を尊重する。でも、今の治療はちゃんと続けること。それから、・・・・・・・・・思いっきり生きること。それが、約束よ。」
「・・・・ありがとう。お母さん。私、生きるよ。最後の最後まで。」
そう言って電話を切った。
斗季は俺そんな話聞いてないしみたいな顔してる。
「やりたいこと、増えたの。さっきの、聞いてたでしょ?」
そう言うと斗季は笑い始めて私の頭をぐしゃぐしゃに撫でる。



