「ミズト、おいで。ほら、おやつとオモチャ買ってきたぞ。
…………あげても大丈夫か?」
ソファの前に座ったショウタがミズトに声をかけて、ちょっと心配そうに私を見る。
「うん。ミズト、ありがとう、は?」
会釈をするように、頭を下げるミズトに微笑む。
ショウタなりに考えたのだろう。
ミズトを思ってくれる気持ちに心が温かくなる。
「よくわからなくて、なんか、色々買ってきた……」
一人でオモチャやお菓子を選んだのだろうと思うとちょっと笑った。
「ありがとう、ミズト良かったね、遊んでみる?」
その言葉に、ショウタもホッとしたのか
「これは?好きか?」
車のオモチャを見せるとショウタに近づいて行くミズト。
暫く手にオモチャを持って遊んでいたが、コロンと寝転がって、オモチャを持ったまま寝てしまった。
「あら、寝ちゃった?」
驚くショウタをよそに、ミズトを抱き上げて、寝室の布団に寝かせた。


