俺の彼女は天然で無自覚。


だから毎日が苦労の連続な訳で。




「涼~!!お待たせ!!ごめんね、待たせて。」


そんな事を考えている間に愛しの花音が走ってきた。

(はぁ、またあんな可愛い声で呼びやがって、ほんと無自覚って怖いわ)


「どーしたのー??涼?」



(ほら、上目遣い。狙ってやってんのかって。)



「何でもない。」

「そんな可愛い顔他の男に見せんじゃねぇぞ(ボソッ)」



「んー?なんか言ったー?」


「ううん。何でもない。それより早くデート行こーぜ?」


そう、今日はもう何回したか分かんないぐらいのデートの日


その度花音は、いつも可愛い格好で来る他の男が見てるのもしらずに。


「ほんと可愛すぎ」


「ん??///……。」