「はいはい! 後藤くんは気が弱いだけだからみんな気にしなーい!」 ‥‥らしい。 「_________です。 はい次はー、篠咲さんね。 えっとー、篠咲さんは‥‥‥ああ! 香織ね。ラッキーね。」 何がだろう。 そう頭にはてなが浮かぶ最中、一人の女子生徒が目の前に来る。 「よろしく、篠咲さん。」 「‥‥‥。 ‥‥あ、はい。よろしくお願いします。」 第一印象は、可愛い。 決して長いわけではない髪だが、さらさらと透き通りそうな黒い髪。 茶髪の私からは羨ましいこと。