『うん。奏翔ありがとう...。あのさ、私が...どんな人でもずっと一緒に居てくれる?私の...傍から離れていかない?』 私は、1番恐れていることを聞いた。 もし、私が朱音組の組長の娘だと知っても離れていかないか。 もし、私が月夜鳥の元姫でも軽蔑しないか...。 そんな風に考えてしまうと聞かずにはいられなかった。