少しだけ。


「サクラさんが酔いつぶれてんだわ。

メイさん、行ってあげなよ。

どうせ暇でしょ?」


「暇っていうか、俺仕事帰りっす」


こんな遅くまでお仕事を。


じゃあなおさら申し訳ない。


仕方ない…よね。


「メイさん大丈夫ですよ。

タクシー拾うんで」


「いいよ。

1人でサクラさん担げないでしょ?」


「いや、でも…」


優しく語りかけてくれるメイさん。


この状況。


少し甘えたい気持ちになる。


図々しいな私。