「遅くなってごめんね陽兄ちゃん、花奈お姉ちゃん」


お、お姉ちゃん!!

それより何で私の名前を知ってるんだろう……


「俺たち兄弟はみんな花奈の名前知ってんぞ。それより家まで案内して。」

「え、あっ、う、うん」


そっかお世話になるんだもんね名前くらい知ってて当然か。

そう思いながら歩き出した。




10分ほどで家についた

家の前には大きな車が1台とまっていた。

多分陽くんのお母さんのものだろう。

「ついたよ。」