陽くんは私のペースにあわせて歩いてくれた。

ついたのは屋上だった今は秋だからは風がすこし冷たい。

やっとこちらを振り向いた陽くん。


「ごめん急に。さむい?」


気づかってくれてるんだ


「大丈夫、です。」


「ふふ。」


えっ?わらった!?


「ごめんごめん。てか何で敬語?」


そっか!歳一緒だからタメでいいのか?


「き、緊張しちゃって……。」