*Only Princess*









一夜が明けた。


小鳥のさえずりで、あたしは目を覚ました。


目を開くとソファーや、ひどい人はコンクリートの上で雑魚寝してる。



あれ、痛くないのかな……?


てったたちは……、と思い辺りを見回すと、1つのソファーで並んで寝ている。



「……あははっ」



可愛すぎる。

仲良すぎでしょ、男5人(しかも族)が寄り添って寝るだんて。


ていうか、前にもこんなことがあったなぁ。






昨日、戦いが中止されたあとみんなで泣いて、その涙が枯れた頃、一旦白鷹の倉庫に帰ろうということになって、ここに戻ってきた。


殴られてできた傷より、泣いて腫れた目のほうが目立って驚いた。


聞くところによると、声には出さないで現実を噛み締めながらバイクで走ってた、ということらしい。


それを聞いてニマニマしながら、みんなの手当てを行うあたし。


それからは騒ぐ元気もなく、みんな崩れ落ちるように眠ってしまった、というわけだ。