*Only Princess*





「菜生、無理だけはしないでね。絶対絶対、私を頼って!」


「うん……わかった。ありがと」



美紗はあたしの親友で家族で、1番の理解者で味方。


すごく心強いよ。



「……美紗っ、今日は泊まってくでしょ?」


「泊まっていい?」


「当たり前! ていうか、もう11時だし帰せないよ」


「あはは、そうだよね。じゃあ今日は恋バナしよっかー」


「お、いいねー」





今日美紗が来てくれてよかった。


あたしは、自分の決めた道は変えないつもりだけど、美紗のおかげで心の中にあった鉛が、すっと溶けていくように軽くなった。



……本当、ありがとね。



心の中で感謝し、あたしは恋バナで盛り上がった。


明日から3日間補講。


何か起こる気がする……。