あたしが泣いて、そしてなぜか美紗も泣いて。
抱き合いながらお互いに涙を流していた。
しばらくしてお互いの気持ちが落ち着いた頃、美紗が教えてくれたことがある。
「……一応言っておくね。白鷹の幹部……てったくんたち、少し荒れてるみたいなの」
「え、てったたちが?」
「そう。菜生は避けてるからわからないかもしれないけど、学校でも機嫌悪いみたいだし、夜朱雀の下っ端を襲ってるらしいよ」
……全然知らなかった。
学校で、あたしには笑顔を向けているのに。
それに朱雀を襲っているなんて、想像してもいなかった。
でも、全部あたしがそうさせているんだよね。
あたしは……何をすべきなんだろう?
