*Only Princess*





「これからもっともっと向き合わなきゃいけない。大変だと思うけど、俺の生き方を認めてもらえるように頑張るよ」


「うん、頑張って。全力で支えるから。ね?」


「ああ」



隣にいたてったも、深く頷いた。


琉依、昨日よりもすっきりした顔をしている。


航平も安心だろうな。すごく気にしてるみたいだったから。


白鷹は仲間だけど、どちらかというと家族みたいな存在。


1人たりとも欠けちゃいけないし、誰かが悩んでいたら全力で助けに行く。


それに、楽しいし安心感があるんだ。


それを作り出し、維持している琉依の力は偉大だよね。


みんな琉依を慕ってるんだから、琉依も頼ってほしいな。


琉依の横には、後ろには。
白鷹がいるんだから。