隣にてったが来る。
「1人で行くな。みんなで探そうぜ」
「……うん」
きっと琉依は今、不安定な気持ちだと思う。
みんなのために、あまり良好じゃない関係の父親のホテルまで来て、もしかしたら会ったのかもしれない。
一見楽しく過ごしているようだったけど、我慢してただけかもしれない。
自分の気持ちを抑えてここまで来てくれたんだもん。
早く探し出して、助けてあげたい。
そして頼ってほしいな。
あたしじゃなくてもいいから、仲間に。
あたしたちは分かれて、琉依を探しまくった。
もうっ……このホテル広すぎ!
こんなんじゃ、大人数で探してもなかなか見つからないよ〜……。
