*Only Princess*





「そんなに笑わなくてもよくない!?」


「ふっ…だって、相変わらずだなって。昔もよくつけてただろ」


「あー確かに! 同じようにお風呂上がりに牛乳飲んで、ね」


「あんときはよく一緒に風呂に入ってもんな。菜生の家で」


「そうそう、一緒に……」



我に返ったあたしは、ぼふっと顔に熱が集まるのを感じた。


え……っと。

今さらっとみんながいる前で”一緒にお風呂に入ってた”って言ったよね!?


何言ってんだアンター!


そりゃ、幼稚園から小学校低学年くらいまでの話だけど、それでも!


て、照れるじゃんか〜……。


さすがのてったも、ヤバイと思ったのか顔を赤く染めていた。



「昔から仲良かったんだなぁ、2人は♪」


「……うっせーよ」


「否定はしないんかいっ」



ニヤニヤニヤニヤ……

みんなの含みのある笑みを向けられる。


助けを求めるかのようにチラッとてったに視線を向ければ、バッと逸らされる。


もう! てったが振りまいた種なのに!


……あれ? てったの顔、まだ赤い。

てったも、照れてるんだ……。


恥ずかしいのに、なぜかちょっぴり嬉しい。


あたしってば、変なの。