菫はトイレに向かうとC組の女子の話し声が聞こえた。
「ねえ、知ってる?B組の黒山さん。A組の黒山くんと結婚の約束したらしいよ〜!!」
「えー!ウソ!知らなーい!でもショック〜。私黒山くんに告白しようと思ってたのに〜!!」
「あんな無愛想の奴の何処が良いのよ!」
「どうせ顔でしょ!?」
「まあ、顔は結構綺麗な顔つきだし…それにスタイルも良いし…頭も良くて…ってあれ?よく考えてみればさ、」
「ん?」
「黒山さって、完璧じゃね?」
「えー、でも無愛想だから嫌われるタイプだよね〜」
「確かに〜!それに運動神経がどうか分かんないよねー!」
「それなー!」
「アハハハハ!!」
(なによ。別に悪口を言い合う位の小さな人間の友達なんて別にいらないから作らないだけだし。)
菫は女子トイレに入った。
「人の悪口ぐらい本人に直接言いなさいよ。どうせ聞こえてるんだから。」
「く、黒山さん…」
女子2人は顔を青くして逃げた。
(ひびるくらいなら言うなよ。…ってか、結婚?何の話かしら…)

