あの日の桜はⅢ【大幅修正中】



弱いところを見られるのは嫌だ。



それに、なんて思われるかが怖かった。



「・・・大丈夫、じゃないよね」


葵はしゃがみ込むと私の瞳をとらえた。



その目はあまりにも真剣だったからそらすことが出来なかった。




今の状況は最悪だ。