俺に彼女ができないのはお前のせいだ!



「ええっ!?」



振り返ると、後輩バイトがジィーッと俺を見つめていた。



この子が、俺に告白してきた女子。


年は1つ下で、丸顔で童顔だけど、妙に色気があって経験豊富そうな感じ。



こいつの教育係だった俺は、ぶーぶー文句を言われながらも仕事を教えた。



ただ、気は強いけど、お客さんに苦情を言われた時は、1人バックヤードで泣いていた。


どこかもろさを感じさせるところは、まあまあ可愛いと思う。



でも恋ではなく、あくまでも先輩と後輩。



「ってゆーか良一さんって、実は彼女いたことなくてヘタレでどーてーで天パのくせに、超可愛い幼なじみいるからって調子乗ってるだけなんでしょ?」



「は? (一体どこでその情報を!)」



「ちゃんみゆさんがそう言ってました」



おいコラちゃんみゆ! 後輩に余計な情報ふきこむんじゃねー!