俺はばっと顔を上げ、
「もしかしてお前も告白とかすんの?」とユージに聞いてみた。
「当たり前じゃん。俺だってやるときはやるんだぞぉ。彼女欲しいとか言ってるくせに一切頑張らないお前とは次元が違うんだなー」
「ぐっ……」
「広くて隙間だらけの網を太平洋全体に張ったってなんにも引っかってこないんだぞ。ほしいと思ったらさっさと釣りに行きなよー」
「例えが意味わかんねーよ!」
ユージと言い合いをしている間も、
駿介は腕を組み、「うーん」と考え込んでいた。
あれ。こういう話題にしては珍しく駿介は黙ったまま。
ユージの単純すぎる答えはまあいいとして。(だから逆に彼女ができやすいのかもしれないが)
彼女がたくさんいる駿介はどう思ってるんだ? 教えてくれ駿介先生!
「そうだなぁ、セフレと彼女の違いか……」
「……(何か違うが、まあいっか)」
駿介は一息おいた後、爽やかに言い放った。
「胸と股間が同時にキュンとするのが彼女かなっ」
「お前、イケメン顔でそんなこと言うなぁ!」
あかん、こいつら全然役に立たねぇ!

