俺に彼女ができないのはお前のせいだ!








あー疲れた! 腹減った!


今日はもう1カロリーたりともエネルギーを消費したくない! 摂取だけさせてくれ!


と、本気で疲れていた俺はのろのろと帰路についていた。



しかし、今日はまだ終わっていなかったらしい。



「おいおい……勘弁してくれよぉ」



自転車を降りると同時に、ため息を吐いてしまった。



アリサの家の前、

見たことのある車が一台停まっていたから。



アリサのやつ、彼氏家に呼んでるんじゃねーよオイ。


俺お腹空いたんだけど。飯は? 飯ー!



そう心の中で文句をたれつつ、真っ暗な自分の家に入ろうとしたが。


ぴたりと足が止まった。



「もう今日は帰って!」



アリサの家の扉越し。彼女の荒げた声が聞こえてきたから。