「もういい!サーブでもしよ!」 開き直った私はがむしゃらに練習に取り掛かる。 それはもう、すごい集中力で。 そしてまぁ当たり前と言っちゃ当たり前ではあるんだけど… 「あっつ…。というかぼーっと…する?」 ぐらり。 気づいた時には地面がグニャリと歪んで。 私は真夏の太陽の下、意識を失った_____。