「_____朱羽!」 あれから約半日経った放課後。 私はいつも通り、朱羽の学校まで来ていた。 そして、探していた彼を見つけて名前を呼ぶ。 深呼吸。 人がいて恥ずかしい。でも、今言わなきゃダメなような気がする。 そう、感じた。 先輩が力を貸してくれたから…。