そして強引に手を引かれること数分。








私は1年の教室からは離れている化学準備室に連れてこられていた。
















「で、苺ちゃん?どーしてこんなになるまで泣いてんのかな?」











頭を撫で、諭すような口調で言葉を投げかける先輩。









私はついに我慢出来なくなって、思っていること全部、話し始めた。









幼なじみの存在、両思いだと思っていたのに違ったこと、彼に好きな人がいることがいると知った今でもまだ好きなこと…。