「じゃ、2人とも気を付けてね」 「はぁーい。いってきまーす」 「はい。いってきます」 二人一緒にお母さんに手を振って、ドアを閉めた。 家を出て少し進んだところで、颯ちゃんと繋がっていた手が絡み合った握り方にかわった。