「ありがとう。僕も愛しているよ」





震える声で愛を囁く颯ちゃんをとてもいとおしく感じ、わたしも負けないくらい彼の背中に回した腕に強く力を込めた。



───このとき颯ちゃんが不敵な笑みを浮かべながら、彼の手のひらで転がされていたことをわたしは知らない。





*~*~* わたしの彼氏はヤンデレです。*~*~*





(あれ?なんか忘れている気がする……)

(ふふ。美鈴は素直で従順で、ホントに可愛いなぁ)


※カメラ