じぃーと見つめていた。


「もしかして痛かった?ごめん!」



「え、あ⁈すみません!大丈夫です」



私は慌てて謝った。


「それは、良かったぁ、女の子を怪我させたらどうしようかと思った。」



その先輩っぽい男の子は笑った。




その笑顔にドキッとした。



まだ先輩と話したい。



「すみません、私、自分の教室の場所が分かんなくて……」



「この学校広いよなぁ。僕も最初迷ったんだ。
教室までおしえてあげるよ、何組?」


「1年C組です…」


はぁ〜ドキドキする。先輩まじでイケメン。



「じゃあ4階だ。時間がないはやく行こう。」