死神執事と、トラブルメーカーな私の話

足が痛い。

昨日怪我をしたところが痛む。

踏みにじられて傷が開いたのか、ジクジクと精神にまで響いてきそうな痛みに、しかし哨は耐えながら立っていた。


「ちょっと、あなた謝りなさいよ!」


投げかけられた声に、哨は一呼吸遅れて顔を上げた。


「ーーえ?」


大勢の人がこちらを見ていた。

眉をひそめている人、にらんでいる人、無表情な人、笑っている人。


激痛に霞む頭の中で、声が響く。



ーーああ、またーーー