死神執事と、トラブルメーカーな私の話

「ーーー・・・」


「それどころじゃないわ!哨さんは立ってるんだから、大丈夫でしょ。

大丈夫?姫華」


口を開きかけた哨より先に、姫華を支えていたクラスメイトの女子が声を上げる。


「大丈夫・・・ちょっと、足ひねっただけ」


「ひねったの!?大丈夫?」


甲高い女子の声に、遠目に見ていた人たちも近づいて様子を伺う。

哨は何も言えず、開きかけた口を閉じた。