死神執事と、トラブルメーカーな私の話

周囲にいる男女に支えられるようにして、姫華が体育館の床に座り込んでいた。

一緒にいたらしきクラスメイトが心配そうに姫華に声をかけている。

当の本人は、細い眉をしかめてドレスから覗いた足をさする。


「・・・足、痛い・・・」


それから顔を上げ、哨を見る。


「あ・・・哨さんだったんだ。

哨さんは?怪我ない?大丈夫?」


痛そうに目を細めたまま、微笑を浮かべて首をかしげる。