死神執事と、トラブルメーカーな私の話

何の迷いもなく言い放った伊勢月に、哨は瞬きをし、それからふと視線をそらす。


「・・・・・・私の噂は、聞いたことないのかしら。あまり好印象ではない噂が流れているのだと思うのだけれど」


「ああー・・・、呪いとかいうやつかな?
僕、あまりそういうのは信じられなくて。人の話だけ聞いて決めつけるのも好きではないし」


首を傾けて伊勢月がいう。


「・・・変わってるのね」


「そうかなあ。そうでもない気がするけどなあ」


「間違いなく少人数派の意見だと思うわ」