死神執事と、トラブルメーカーな私の話

背を向けた伊勢月についていこうと立ち上がった哨の顔が、一瞬曇る。

しかしそのまま足を踏み出して歩いて行った哨の背中を見て、ハロスはため息をついた。



前を歩く男の背中を見ながら、哨は頭を巡らせる。

伊勢月・・・下の名前は何だったか。学校で有名なことは覚えているが、なにぶんあまり興味のなかったため、そこまで詳しい情報は知らない。

少しぐらい覚えておけばよかったかと思う反面、余計なことに頭は回したくないと思っている自分がいる。


ーーハロスだったら、こういうところは直したほうがいいっていうのかしら。