死神執事と、トラブルメーカーな私の話

真剣味を帯びたハロスの雰囲気に、哨は唇を引き締めた。


「・・・帰ってから、ね」


「言ったからな」


ハロスが顎を上げ、哨から視線を離す。

ちょうどその時。


「こんばんわ」


不意に声をかけられ、哨はそちらを見た。

一人の男子生徒が、哨の方へと歩いてきているところだった。