死神執事と、トラブルメーカーな私の話

哨の隣に座って、カイトが笑う。


「ダンスは苦手なの」


「嘘つけ。
お前が苦手だったら俺たちはどうなるんだっつーの」


「あら、ずいぶん評価が高いのね。あなたに見せたことがあったかしら」


「授業であっただろ」


「ーーああ、あったわね、そういえば」


組んだ足の腕に肘をつき、カイトが哨の顔を覗き込む。



「ーーで気づいてんだろうな?」