死神執事と、トラブルメーカーな私の話

体育館の中央の生徒たちのダンスを眺めている哨から目をそらし、ハロスは人の間を通り抜ける。

体育館を出て、裏山へ向かう。

パーティーがあるときも、裏山では執事たちが集まっていることがある。大抵は同じメンバーだ。


「お、ハロスー」


木々が開けた空間で、数人の執事たちと話していたらしいコウがこちらに気づき、手を振る。

ハロスも軽く手を挙げそれに応じた。


「なんだ、お前も来てたのか」


「まあね。俺の主人がパーティー好きなもんで」