葵は若干ずれてるけど……生真くんは、印象も顔もよかった気がする。俗に言う、イケメン。 確かにカッコいいけど、私は蜂蜜色の髪をした彼のほうが、気になる。 「とりあえず、着替えておいで。あのひとたちに甘えよう、ね?」 「うん、わかった。荷物持ってて」 「はいよ」 葵に荷物を任せて、私はトイレで着替えたのだった。 * 彼は同じクラスだったみたいで、それぞれ点呼をとられているとき、ブレザーはどうしたと問われていた。