「なーなーワカー」
上から先輩の八幡さんが降りてくる。
「八幡さん、はよっす」
「お前、塁とか良基と同じ大学だよな?」
「そうですけど…?」
八幡さんがなにやらスマホを操作して見せてくる。
「この子知ってる?」
「…瑛梨奈…と、秦?」
スマホの中にあったのは、瑛梨奈と去年塁さんのチームを引退した俺と同い年の秦の写真だった。
「やっぱこの子知ってんだ!」
「いや、なんでこんな写真を八幡さんが?」
「秦がさー試合に来たこの子気に入ったみたいで。一緒に写真とったんだって!」
「…そうなんすか」
八幡さんは、塁さんの社会人チーム出身だから秦と仲がいいのも頷ける。
「でも、瑛梨奈は彼氏がいるし」
「は?塁のこと?」
「あ、はい」
塁さんの瑛梨奈の仲なんて誰にも割り込めない。
「知らねぇの?あの2人別れたんだぜ」
「は?」
聞いていない事実に俺の頭は追いついていかない。
上から先輩の八幡さんが降りてくる。
「八幡さん、はよっす」
「お前、塁とか良基と同じ大学だよな?」
「そうですけど…?」
八幡さんがなにやらスマホを操作して見せてくる。
「この子知ってる?」
「…瑛梨奈…と、秦?」
スマホの中にあったのは、瑛梨奈と去年塁さんのチームを引退した俺と同い年の秦の写真だった。
「やっぱこの子知ってんだ!」
「いや、なんでこんな写真を八幡さんが?」
「秦がさー試合に来たこの子気に入ったみたいで。一緒に写真とったんだって!」
「…そうなんすか」
八幡さんは、塁さんの社会人チーム出身だから秦と仲がいいのも頷ける。
「でも、瑛梨奈は彼氏がいるし」
「は?塁のこと?」
「あ、はい」
塁さんの瑛梨奈の仲なんて誰にも割り込めない。
「知らねぇの?あの2人別れたんだぜ」
「は?」
聞いていない事実に俺の頭は追いついていかない。



