「なんの目的かは知らんけど 忍言うのはちょっと厄介やなぁ」 拓海が難しい顔をする 「まぁまだ何か起きたわけじゃねぇし、 一応俺たちも警戒して様子を見よう」 舜がそう言った 「そうだね!」 そう言って私達はまた見回りを始めた ──────これから起こる事なんて 知るはずもなく──────